(Web版食べものお話)

 食い物の話

ソーセージって何?

ドイツ名物料理といえばソーセージがあげられますが、ドイツではBrust(ブルスト)といいます。日本で言えば小さいのがウインナー、太いのがフランクフルト、とか勝手に言ってますが、これではドイツ人にはちんぷんかんぷん。それぞれの地域にそれぞれの独自なブルストがあり、その土地の名前で呼ばれています。今回登場するのはニュールンベルグのちょっと小さめのやつ。荒目の肉挽き加減に、炭火で焼き焼き、脂がじゅわ~。ビールと一緒に何本でもいけまっせ。

次に登場するのが、シュベービッシュハルのもの。この地区特産の頭だけ黒、あとはピンク色の豚肉を細かめに挽き、脂少な目、よくよくコネコネ。屋台では必ずついてくるパンと一緒に食すれば、あ~こちらもすばらしい味わいではないの。

風薫る5月のドイツはシュパーゲル

5月のドイツは一番気持ちの良い季節。透明感あふれる空気の中、澄み渡る青空が何日も続きます。最高気温は26℃以上になることも多く、日本とあまり変わりません。が、最低気温は6℃くらいなので、夏と冬の恰好を用意しなければなりません。この季節、日本では筍とか初鰹とか、旬のものがあるように、ドイツの道端ではシュパーゲルの露店が並び、レストランでも特別メニューがあります。よーするに白いアスパラなのですが、緑のアスパラだったらまだしも、日本人には缶詰のイメージしかない白いアスパラに、ドイツ人は5月の季節感を感じるのだからあら、不思議。さてそのお味は?う~ん、缶詰とあまり変わらないかな~。写真の隣はシュニッツエル。本式では仔牛のカツレツなのですが、豚肉で代用することも多く、揚げ具合も、日本のトンカツ屋さんで修業してきな!レベルのものが多いのですが、この店のものはまともでした。

メタボ無視!ポテトサラダ!

これが大好物の渡辺。出てきたお腹のことはとりあえず一切無視しませう。まずゆで卵。ちょっとコツコツひびを少し入れて水からゆで。沸騰したら10分とろ火で。ひびを入れることで殻がむきやすくなります。ジャガ芋はてきとーに切る。人参も同じ。耐熱ガラスのボールに入れて、塩してまぜまぜ。ラップして電子レンジのゆで根菜ボタンでチンしたら水をできるだけ切って。ゆで卵、塩・こしょう、玉ねぎみじん切り、マヨネーズまぜまぜ。この日はさらに冷凍庫にあった、去年の実えんどう、セロリ、るっこら、TONTONベーコンなども投入。この濃厚なポテトサラダをパンに塗りたくり、その上からさらにマヨネーズを網状にトッピングし、トースターで焼く。うまい。でもまた腹が出る~~(渡辺)

豚しゃぶサラダと

 同時にできるすばらしいスープ!

まず、湯を沸かし、酒、塩糀などを投入、これでTONTONの豚バラスライスをテキトーに切って茹で、水にさらす。茹で汁はすばらしいスープになっているので、再び味を見て、生姜、ねぎ、塩、ナンプラーなどで最終味付け。具はワンタンとか餃子入れるのも好きだけど、この日はシンプルにズッキーニだけにしました。サラダのほうは、赤玉ネギスライスに油2:酢1、塩コショウしてよく味を引き出してから、トマト、キュウリの乱切りをぶち込み、さっきの茹で豚とごちゃごちゃに混ぜ混ぜ。この日は莫大の容積となりましたが、ぺろりと食い尽くしたのでした。

 NEW!!

 夏のおサラダ レシピ

夏野菜のサラダ、好き。毎日食っても飽きないッスね~。

そんなレシピ教えちゃう。

 

まず赤玉ネギを極薄スライス。

これに酢1:油2、塩コショーぱらぱら振りかけてまぜまぜ

傍らに待機させておく。

トマト、キューリをざく切りしおもむろに投入、喰う。どうだ!

 

 

 行商お残し撲滅レシピ

供給時、注文品以外に現場での販売として行商というもの(ブリともいう)があります。

行商は基本的には専従自ら正式に発注し、自己責任のもとに売りまくります。

当然、売れ残しをすれば全て買い取ることになります。

 

先日、渡辺は莫大な行商お残しをしてしまいました。

それというのも発注の時はなぜかハイでイケイケいってしまいましたが、行商当日は大雨が降り、じぇんじぇん売れなかったのでした。

そんなお残し買い取り品でのレシピです。

第2弾「テキトーひじき」

う~、またまた莫大お残しをやらかしてもうた。釜炊きひじき、人参、うすあげ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しょうがない、あれ、を作るか。人参は沖縄みやげのしりしり(野菜削り器)で太めの千切り。胡麻油で、小さく切ったうすあげをカリカリにしたら人参投入、塩糀少し。人参固めでひじき投入、この時は二袋!味付けはめんつゆで。砂糖で奥行きを出し、強火にしてからめる。すげ~めっちゃうま。

第1弾「テキトー豆腐スープ」

 

 

 

 

 

 

 

 

まず豆腐は1丁、テキトーに水で薄めて火にかけます。卵スープをひとつ入れ、冷凍していた刻みネギとカットわかめをパラパラ。ぐるぐるかきまぜてゲル状に。仕上げに胡麻油で香りづけ。

 

この日お残し買取の豆腐は3丁あったのですが、すばらしい、このレシピのおかげで土日で全て平らげたのでした。

世界一の朝食

正直、ドイツ料理なるものはあまり好きではありませんが、

ドイツのホテルの朝食は、私は世界一だと確信しています。

ごくあたりまえのパンやハム、バターやチーズ、ヨーグルトなどひとつひとつが絶品です。こっそりとパンにいろんなものを詰め込んでナプキンに包みランチにします。もちろん、見つかったら怒られますのでマネしないでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左から、大好きな毒々しい色のサクランボヨーグルト。数種類のシリアル、ナッツ、ドライフルーツ入り。上にいってコーヒー。この日はエスプレッソを選択。オレンジジュース。

右下の皿に行って左より時計回りに生ハム、ポークパテ、ブルーチーズ。四角いパンはサワドゥパン。丸いのがカイザーロール。

この日はお皿のハム、チーズ、パテを全てカイザーロールに塗り塗りして秘密サンドイッチを作ったのでした。

因みにこのホテル、ビジネスホテルのクラスです。

 

苦手な紅芯大根もバッチリレシピ

 

夫婦二人+猫3匹ですが、無理矢理大パック野菜年間登録の渡辺。

当然お残し野菜が出るのですが、最近お残しの野菜はあの!紅芯大根です。

4週間分=8個の大量在庫を抱え、見て見ぬふりをしてきましたが、

ここにきて遂に在庫一掃しました。そんなステキなレシピをばらしちゃいましょう。

紅芯大根は皮を分厚く剥き、赤い部分だけ使用します。もったいないですが、緑色、白色の皮は繊維も固く、火を通しても美味しくないのでここはバッサリと。テキトーにごろごろ切って、耐熱ガラスのボールへ入れ、塩糀で和えます。バターをひとかけ投入し、ラップしてチンします。電子レンジによって違うと思いますが、ウチのは根菜ボタンをセレクト。う~~~美しい。ビーツのよう。かつうまい。意外や意外、苦手な紅芯大根も得意になっちゃったすばらしいレシピでした。

 

 

 

 

 

 復活のカップ麺!!

月に何度か、奈良方面の集荷にでかけます。生駒山麓のコンビニに停車して、山を見ながら昼飯を食うのが楽しみのひとつです。めっちゃ寒い日、暖を取るためにカップ麺を物色中、目が点になってしまいました。某メーカーが宮城県石巻の大学、団体、お店とコラボし、宮城県産小麦粉を使ってご当地飯野川(いいのかわ)地区名物「サバだしラーメン」を再現しているではありませんか。飯野川は石巻との合併後は地図上から姿を消した呼称なのに。宮城県桃生郡河北町飯野川。私が産まれ、二歳まで育った所。町のいたるところが津波で消滅してしまった所。そんな所からの復活のカップ麺でした。

わが飯野川の名を見て。

 

 

 

 

 

 今回は新ネタ!渡辺のデタラメくっきんぐ!

 

平日の休みの日。グダグダすれば光陰矢のごとし。

やばい、ヨメが帰ってくるまであと数時間しかねぇじゃん。(別に悪いことするわけじゃないけど)さあ、グダグダはもうやめにしてデタラメくっきんぐして遊びましょ。今日は①れんこん・人参とひじきのごま油炒め。味付けはめんつゆでお手抜き。ハリハリかつムニュムニュのいやらしい食感のハーモニー。お次は②白菜・トントン豚バラスライス・えのき&白ネギの鍋。出汁は刻み椎茸、干しエノキ、根昆布、かつお粉で。味付けは酒・みりん、塩&ナンプラーで。これ、うまいんだよな。残った汁は明日、煮びたしに改造しませふ。最後は③菜飯。大根葉を塩ゆでしてみじん切り。ちりめんじゃこを炒って胡麻と合体。冷凍ごはんもこうすればほら、りっぱなもんでしょ。ゲ、ヨメが帰ってきた。

御方様!メインデッシュがまだできておりませぬ~~~~

調理中の渡辺 想像図

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 大好きなタイ料理

自分でもデタラメに作りますが、一度キチンと学習してみんとしてチェンマイにおでかけ。

この料理教室は日本語で習えます。先生は日本オタクのオップさん。

まずは市場で一緒に買い出しから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日作ったのは、グリーンカレー、パッタイ(焼きそば)、

ソムタム(青パパイヤ)サラダの3種。

 

 

 

 

 

 

 

 

タイ料理には、辛い、甘い、酸っぱい、しょっぱい、それぞれ頭文字をとって4Sというけど、(もちろんオップ先生の受け売り)私はそれに旨み(発酵調味料)を加えて、5種類の味のハーモニーが織り成す旨さが特色。

さてさて料理が出来上がりました。ココナッツミルクは絞るところから、調味ペーストは単品のスパイスやハーブをすりつぶすところから作った力作、見て見て。

 

 

半オープンキッチンでオップ先生が実演するのを見ながら調理します。

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 今が旬!城陽のいちじく!

木曜日は城陽方面を供給の渡辺。城陽といえばやっぱりいちぢくですね〰。それも固いやつをお店で買うのではなく、畑や軒先などに直接買いに行きます。自重も支えきれないくらいに木で熟したウレウレを大量に確保します。地元民の会員さんに、シーズンの土日は8時半ころから並ぶ、と聞かされ、早起きしてゲットしました。どうやって食う?

そのまま皮もむかずにムシャムシャもいいのですが、莫大な生ハムと一緒に食うのが好き。生ハム一緒はメロンが有名ですが、いちぢくのほうが100倍いいと思います。

 

NEW!!

「ゴロゴロお残し はやとうり粉砕レシピ」

 この時期お残しゴロゴロはやとうり。ぬか床ないし、細かく削ってなますやタイのソムタムもどきも体冷やすし。じゃ、温かいレシピは?とテキトーにしたのがこれ。まず出汁取り。煮干、アジ煮干、刻み干し椎茸、干しえのき、根昆布。この日はストーブの上で半日放置プレーしたおかげでめっちゃ濃厚な出汁に。酒、みりん、塩で調味。醤油は香りづけ程度に。厚く皮むきし、テキトーにカットしたはやとうりと、この日は干からびつつある里芋のチビも入れてさらにストーブに放置、景気づけに揚げ竹輪などいれて食すれば、あれ、あのはやとうりも冬瓜のようなそうでないような。

 

 

 

 

 

「莫大おひたし」

 

ヨメが御母堂さまとハノイへフォー食いに行ったので莫大に菜っ葉お残し。小松菜2束、ホウレン草2束、水菜、菊菜。これを全ておひたしにし、絞りながら切ってボールに全部入れる。焼き揚げと焼き海苔をちぎっていれ、めんつゆで合えます。これがうまいんだ。

 

「南丹でピザ」

11月13日日曜日。南丹農業教室。白菜苗の定植と、大蕪のネット片付け。しかしこの程度の作業はすぐおわるので、焼き芋、そしてピザ大会とゆー、

オプションをつけました。

ほいでもってこの日は、なんとヨメの御母堂さまによる絵本のよみきかせを実施。

 

さらにほいでもって、どさくさまぎれに「ぎんちゃんず」も一曲歌うとゆー暴挙でした。

 

 

 

 

「感動の大衆食堂」

さて今から35年ほど前、まだ学生のころですが、杉並区は西荻窪界隈の大衆食堂にはお世話になったもんでございます。莫大な揚げもの定食をご飯大盛りで喰うのが楽しみでした。う~、今じゃ想像するだけで胃がもたれてきますが。

さてその食堂は住宅街にポツンとありました。

名物のランチの値段を見てビックリ!これじゃあの35年前の西荻窪より安いじゃありませんか!鶏肉スライスを丁寧に叩いて薄く伸ばし、カリカリに揚げたカツとご飯、そして目玉焼きに千切りキャベツ。うまい!粗悪な冷凍カツが多いこの業界ですが、、ここのは全て手作り、あ~幸せな気分。隣りの学生さんのマネをして、鍋やきうどんを追加してみれば、ぐだぐだしていた我が学生のころにタイムスリップしていくではありませんか。ここはどこ?私はだれ?

最後にダメ押し、これふたつ喰って800円でおつりが来ました。

「絶滅品種 中華そばを発見!」

ラーメン。あ~子供の時からの大好物。

鶏ガラ薄めの醤油スープ、ちぢれの細めん、ネギはとろっと甘い太ねぎ、メンマにチャーシューのアンサンブル。うまいんだよな~。

でもいつごろからか、ラーメンの主流はストレート麺、背脂ギトギトの濃厚醤油系が幅を利かせ、あの懐かしい中華そばは、ワシントン条約保護下の絶滅品種。(ウソです。)

 

そんな中、見つけました!中華そば。それもネットで評判、行列が並ぶ有名店ではなく、

我が郷里仙台の飲み屋街のはずれにひっそりと、でもしっかりと、能書きタレの気負いもなく、伝統の味を守ってくれてました。

株式会社 安全農産供給センター 〒611-0041 京都府宇治市槇島町目川118-7
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