安全農産について知って下さい!
◆安全農産とは?
1975年に創設された「安全農産」は、一貫して都市の消費者と農村の生産者を結びつける活動を行ってきました。食の未来も、本当の意味での安心安全も、消費者と生産者が結びつくことなしには得ることができないと私たちは考えているからです。
すぐに食べられる便利なインスタント食品は、たとえ無添加の安全なものであってもほとんど扱っていません。インスタント食品は生産者と消費者の距離を遠ざけてしまうからです。生産者との距離が近いと感じることのできる食べ物を通じて、食べることについて改めて考えてみませんか。「安全農産」では、身体にも心にも地球にも優しい本物の食べ物だけを扱っています。
安全農産の魅力を5つのキーワードから読み解いていきます。
ここにしかない魅力を感じていただけると、非常にうれしいです
①『旬の野菜を詰め合わせて』~パック野菜
安全農産の一番の自慢は、なんと言っても生産者会員が心を込めて育てた有機栽培の野菜を毎週
パックに詰めてお届けする「パック野菜」です。旬の野菜だけを詰め合わせるので、それぞれの野
菜の旬がいつかという事も自然に頭に入ります。季節ごとに届く野菜が分かってくると、野菜のカ
レンダーが身体に染み込んできます。冬場にトマトやキュウリを食べることに違和感を覚えるよう
になってくる自分に気付かれると思います。
と、まあ難しいことはさておき、はっきり言って旬の野菜はとても美味しいです。有機栽培の野菜は包丁で切った時の音さえも違ってきます。それに、旬の野菜は一番栄養価が高いですので、健康のことを考えても素晴らしいことなのです。
スーパーで見かけても自分からは買わないような見慣れない野菜が届くこともあります。そんな時は未知の味に出会うチャンス。野菜と一緒に届けるニュースや配送担当の職員が美味しい食べ方をお伝えしますので、臆することなく未知の野菜を料理してみて下さい。届けられた野菜を見てから料理を考えるようになるので、レパートリーも広がり、どんどん料理上手になっていきますよ。
ぜひ貴方も楽しいパック野菜生活を始めませんか?
どんな野菜が届くかな詳しくはこちらをクリック!
②「生産者と消費者をつなぐ」~イベントと見学会
安全農産では、ほとんど毎週と言ってもいいほどどこかしらでイベントや行事が行われています。農家との交流や加工業者への見学会、バザーなど、職員が主体となったものや、会員さんたちが自主的に行っているものまで、まさに選び放題です。
放射能や原発のこと、農業や林業など第1次産業のことなどの勉強会や講演会も頻繁に行われています。また情報交換をする場所にも事欠きません。多種多様なイベントや見学会は、生産者と消費者をつなぐだけにとどまらず、消費者同士の交流の場にもなっています。
詳しいイベント情報はこちら!
③「一緒に汗を流そう!」~農業教室と援農
上記のイベントの中でも特に安全農産らしいイベントが、農業教室です。京都府南丹市と三重県伊賀市の2ヶ所で会員さんと一緒に汗を流しています。田植えや稲刈りなどの年間を通した田畑との関わりを通して、農体験だけでなく、農家との交流や田舎で暮らすことの魅力(そして苦労)を全身で体験していただけます。
農業教室や援農(農作業のお手伝い)を生活の中心にしてどっぷりと関わっている会員さんもたくさんおられます。
農業教室 詳しくはこちら!GO゠
④『ベテラン主婦の知恵』~手作りの発酵食品
手前味噌作りは安全農産の基本中の基本です。毎年1月~2月ごろは一斉に味噌の材料が配達されて、大勢の会員さんがご自分の手前味噌を仕込んでおられます。オリジナルレシピや手前味噌教室などを通じてのフォロー体制も万全です。手作りの発酵食品の魅力に気づいたら貴方も味噌作りをせずにはいられなくなるはずです。
味噌を仕込んだら今度は6月の梅仕事。梅干しや梅酒、梅シロップなどをこれまた大勢の会員さんが仕込まれます。一年の様々な手作り食品の講習会も年間を通して活況を呈しています。巻き寿司やおはぎの作り方といった、今では出来合いのものばかり食べられている食品も楽しく手作りするコツを、ベテラン主婦である消費者会員さんから教わることができます。
⑤「四季の移ろいを楽しむ」~素敵な供給品
生産者が育てた農作物を使ってオリジナルの加工品も多数作っています。無農薬の酒米を使ったオリジナルの純米酒や旬の甘いトマトを贅沢に使用した売り切れ必至のオリジナルケチャップなど、ここでしか手に入らないものがたくさんあります。作りすぎて余ってしまった農作物もなるべくうまく加工することで、会員みんなで責任を持ってできる限り消費します。これは、TPPや遺伝子組み換え作物などで危うくなりつつある日本の食の未来に対する、我々の責任でもあると考えています。農家を守り、ともに支えあうことでしか、やがて来るであろう食糧危機を乗り切ることはできません。真面目に、でも美味しく楽しく日本の未来を考えていきましょう。
安全農産の供給品 詳しくはこちら!
●四季の移ろいの中で
野菜は旬のものが一番美味しくて身体にもいいです。加工品や保存食はなるべく自分で手作りしたほうが、安心です。旬の野菜を心待ちにしたり、味噌や梅干しなどを自分で仕込んだりすることは、暮らしの中に季節を取り戻していく作業でもあります。安全農産はそんな、季節を取り戻す作業のお手伝いをさせてもらう団体です。
便利さは、我々の暮らしから四季を奪ってしまっているように感じます。そんな現状に憂慮しつつ
も、なるべく楽しく私たちと一緒に四季折々を味わいませんか。冬の葉物野菜は甘く、大根などの
根菜類は味が濃い。寒い季節は手づくり味噌を仕込む季節でもあります。春にはほろ苦い菜の花や
山菜でデトックス。初夏に梅干しを仕込むのも楽しい作業です。真夏はトマトなどの旬の野菜をこ
の時とばかりに味わい、秋は田んぼに入って稲刈りで収穫を喜び合います。このようにめぐる季節
の中で日々を暮すことの大切さを一緒に考えませんか。
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