手前味噌造り、梅干しの土用干し、ぬか床の作り方や、たくあんの漬け方・・・
我々日本人が長い間、次の世代へとバトンタッチを続けてきた発酵食品や食べ物の保存の方法に関する「暮らしの知恵」とでも呼ぶべき技術が、この何十年かの間に急速に過去の物になろうとしています。このままでは、伝統的な加工食品が姿を徐々に消し、それに代わって添加物だらけの保存食もどきや発酵食品もどきだけが残ってしまうかもしれません。そのような状況を危惧し、また、手作りの加工食品の美味しさと素晴らしさを若い消費者に伝えるためにベテランの主婦たちが立ち上がりました。
年に8回、様々な加工食品の講習会を開いています。
使い捨て時代を考える会の事務所で、年に8回開かれている暮らしの知恵の講習会。定番のみそ教室や梅干し作りの他に、おはぎや巻き寿司の作り方など、年によって様々な講習会を企画しています。挑戦したことがないものや、いつも失敗するものなど、実際の作業を見れば目から鱗の発見がきっとあると思います。ぜひご参加下さい。詳しいスケジュールは、上記の年間スケジュールのページをご覧下さい。
発酵食品の知られざる魅力やレシピ、作る際のコツをご紹介します。
このページでは、主だった発酵食品や保存食について、レシピや失敗しない作り方のコツ、その他様々な裏技などの一部を公開しています。初めて発酵食品作りに挑戦する時や、手作りした時にうまくいかなかった時、もっと美味しく作りたいと思った時などに一度のぞいてみて下さいね。ベテラン主婦の知恵を結集した暮らしの知恵があなたのお役に立つかもしれません。
手前みそ(詳しくはクリックして下さい)
日本が世界に誇る発酵食品の代表選手です。その起源は醤油よりも古く、奈良時代の文献に登場します。中世の日本ではすでに手前みそという言葉が使われています。江戸時代、すでにその健康増進効果から、味噌は「医者殺し」と呼ばれていました。そんな奥深い味噌作りに挑戦してみましょう。
梅干し(詳しくは左の写真をクリックして下さい)
クエン酸の力で、食欲増進や疲労回復、また整腸作用まである日本のソウルフード、梅干し。作業工程が塩で漬け込むところから、紫蘇入れ、土用干し、いくつかに分かれているので、ちょっとコツが必要です。土用干しの不要な小梅の漬け方など、様々なテクニックをお伝えします。
ぬか床(詳しくは左の写真をクリックして下さい)
きちんとぬか床さえ作ってしまえば、あとは毎日のちょっとした管理で美味しいぬか漬けがどんどんできます。植物性乳酸菌が腸までしっかり届き、免疫力アップや美肌効果も期待できます。そんなぬか床の作り方、管理の仕方をお教えしちゃいます。
たくあん漬け(詳しくは左の写真をクリックして下さい)
漬け物の代名詞ともいえるたくあん漬け。保存食として昔から作られていますが、漬け込むことでビタミン類が大幅に増加します。もちろん塩分を含むので食べすぎはよくありませんが、毎日少しずつ摂取することが理想です。
「おいしく漬かったたくあんとご飯とみそ汁があれば、他には何もいらない」と思えるたくあんを漬けてみませんか?
暮らしの知恵講習会の様子をブログにアップしています!
今までの講習会の様子をブログにアップしています。
それぞれの講習会の雰囲気など、感じていただけるといいなぁと思います。
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