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自家製ソーセージ作りとあんしん豚さん見学

 おしきせの配合飼料を使わずに、単体の餌を自家配合でまかなっている「TONTON 大浦農場」にソーセージ作りの体験に行ってまいりました。子供も含めて総勢11名!
  自家配合の内容はとうもろこし、大豆粕、魚粉、海藻類など。もちろん遺伝子組み換えしていないもの。しかし困ったもので最近、飼料代が高騰しています。
  母豚・父豚ともに一環して飼育して外部からの病気を防止。これってなかなかできないこと、だそうです。
  「豚小屋みたい!」という言葉は乱雑さの代名詞に使われますが、実は豚はホントにきれい好き。鼻を使ってぐいぐい糞を柵の外に掻き出す、というウソのようなホントの話が大浦農場の豚舎では行われていました。この話、他の養豚家に言っても信じて貰えませんでしたが。

 そんな伸び伸び育った豚のお肉を塩水に漬け込みます。普通ならここで発色剤やら結着剤やらややこしい薬品を放り込むそうですが、もちろん大浦さんは使っていません。
◆豚肉をすりつぶす=背脂(切断面での白い粒状のもの)や香辛料と一緒に機械ですりつぶす。
◆豚肉を羊腸につめこむ=食感をよくするためにあらびきで止め、羊腸に注入。これがなかなか難しく、空気が入って均等に詰まってくれません。 チューブ状のソーセージを適度な大きさにひねって成型します。
◆つめこんだら燻製にする=ひも状に連なるソーセージを鉄製のものほし台?にかけ、台ごと燻製室へ。桜の樹のチップで燻します。
◆燻製にしたら蒸す=余分な脂を落とすため、スチーム室で蒸し、余熱を取って袋詰めで完成。この日は参加者(大人)1キロのお土産でした!すばらしい。



 

@原料に使う豚肉を前に参加者の皆さんも神妙な面持ち。この豚肉も大浦農場で育ったもの。   A豚肉にコショウなど大浦さんの秘伝(!?)の香辛料を混ぜて、機械でミンチにします。
 
 
Bケーシングに今回使うのは羊の腸。   Cつぶらなひとみが大浦さんを見つめます。
 
 
D自分でやってみました。ニョロニョロ。   E様々な形のソーセージを燻製にします。
 
 
F燻製の間に豚舎見学。どんなエサを豚さんたちに与えているか、最近の畜産事情も交えて説明してくださります。   Gお客さんがうれしいのか、折り重なるようにして駆け寄って歓迎してくれています。ブキー。

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