安全農産供給センターで扱っているものを、私たちは「商品」とは呼びません―。
一般にスーパーなどで流通している品物は「作る人」と「食べる人」とが直接会うこともなく、当然のことながらお互いの置かれた状況など知るよしもありません。“安ければいい”―近年の偽装表示騒ぎの背景には、価格競争にもまれ疲弊してきた、この国の製造業の問題が横たわっています。
売るためだけに存在する「商品」の問題点を見据え、産地-消費とのお付き合いから育まれる「取り扱い品」こそが、お互いの顔が見える安心な食材なのです。
消費者の中からも「取り扱い品検討委員会」として、新規取り扱い品のチェックなど積極的に参加して頂いています。また積極的に製造地の見学会も実施して情報の公開にも努めています。 |